蒲刈町(かまがりちょう)は、広島県安芸郡に2005年3月まで存在した町であり、現在は呉市の一部となっている。 町域は呉市の東方の瀬戸内海に浮かぶ上蒲刈島といくつかの小島からなり、果樹栽培(主にミカン、スモモ)とマリンレジャーで知られる。近年は弥生時代の製塩法「藻塩焼き」を現代に蘇らせた古代塩「海人の藻塩」の生産地としても知られるようになっている。2005年3月20日、安芸郡の音戸・倉橋両町及び豊田郡の豊浜・安浦・豊各町とともに呉市に編入合併したことに伴い消滅した。